院長・樋口敬郎
臨床歴17年
臨床数のべ5万回
厚生労働省許可 柔道整復師
2012年に足立山整骨院を開院
高校1年生よりベンチプレスを始め
最高記録140キロ挙上
趣味・ブラジリアン柔術、ベース弾き語り
代表の想い
高校は福岡県の中村学園三陽高校
高校一年の時に陸上部でやり投げをし始めそのきっかけで、ベンチプレスに出会う。
顧問の先生からは力が最初から強いやつは伸び悩む事が多いと言われ。当時は意味がわからなかったのですが。今思うと力が最初から強いとなぜ強いのか掘り下げる事ができない為に。
身体の使い方に頭を使う事ができない為だと言う事だったのでしょう。
最初にベンチプレスにふれてもう30年近くなる今頃よく理解できる言葉です。
やり投げの練習そっちのけで、ベンチばかりしていたので、一年くらいで100キロまでもてるようになりました。
高校二年生の時には110キロまで挙がるようになり順調でしたが、その冬に左肩関節脱臼をしてしまい。当時は固定するというのが治療方法でしたので1ヶ月固定して、やっとベンチプレスができると思いやると、肩が痛くて思うように挙げる事ができなくなり、いきなり霧がかかったように何をやっても思うような結果が得られない状況になりました。
それからは不甲斐ないですが、痛くない範囲でのトレーニングしかできなくなりました。
その後高校卒業後は、トレーナーになる為に、アメリカテネシー州ランバースユニバーシティに留学しました。
そこでアメリカンフットボールチームに所属しました。
そこでは、アメリカのトップ選手を目指す人間がやっているトレーニング内容に驚愕しました。
同年代で、ベンチプレス200キロを挙げる人間が150人いた部員内に20人近くいました。
今までパワーに自信があった事が恥ずかしくなるほどの衝撃でした。
それからは、なぜアメリカ人だけあんな事ができるのかと。
それに近づく為にはどうしたらいいのかという事ばかりを考えるようになりました。
それからは、何が自分に向いているのかと探す日々が続き、28歳の時
場末のビルの一角で足ツボをされていた先生に出会い治療をしていただいたら。
20歳の頃、足の裏を縫う怪我をしその時に腱や神経まで傷つけてしまい。ずっと足がしびれていたのですが。
治療を受けた後、足がとても軽くなり、こんなに足や身体が軽くなるんだと衝撃を受けまたその先生が、空手の有段者で、足つぼを素手でしていた為に拳がたこだらけで、当時の私には、その姿がとても格好よく思い。
先生のようになりたいと思い、足つぼ職人になりました。
それから2年小倉駅の地下にある治療院で足つぼとリラクゼーションのもみをやっていました。
そこで出会った中国人と魚街で、リラクゼーションサロンを二人でしました。
そこでまた衝撃的な出会いをします。
たまたまリラクゼーションのビラを配っていたら、テネシー州で出会った。アフリカからの留学生と出会い、彼に柔術道場につれっていってもらい柔術をはじめることになりました。
柔術をしながら足つぼや、リラクゼーションなどをしていると。もっと身体の事を勉強したいなって思い。柔道整復師の資格を取りました。
もともと、柔道整復師は柔道4段以上でないと取得できない。ハードルの高い資格でした。
優秀な柔道家の生活を守る為の資格だったようです。
教科書には、柔道整復師の究極は、活殺自在だと言う事が書かれており。
その言葉に強く惹かれ。自分もそうなりたいと。
柔術や、治療を研究しながら少しでも先人に近づけたらなと思い生きていました。
しばらくは柔術をしながら、無事国家資格も取得でき、また自分の整骨院も開業でき、いい流れだったんですが。
柔術の練習中に肘が手羽先の足を折るように曲げられ。
肘の靭帯を損傷させられました。
病院でギブスを勧められましたが。2ヵ月も固定をすると仕事ができません。
幸い当時、足圧という治療方法を勉強していたので。
腕を使わず足で治療をし、整骨院を閉める事なく今まで存続しています。
当時は、髪も歯すら磨けず、駐車券も取れなかった。
あれからもう7年経つのかと思うと
怪我がどれだけ壮絶だったのかと思います。
当時も柔術と平行してベンチプレスをしていて、140キロまで、いきましたが、またしても、その怪我により、まったく挙げる事ができなくなりました。
今では自分自身が治療家兼トレーナーでもあるので自分で治療をしながら、リハビリを続け、昨年は柔術にも復帰できベンチプレスも130キロまで戻ってきました。
今は胴着を握っっていると直ぐに前腕がパンパンになり、肩の角度がおかしい状態で力を入れると痛みが出て。上腕二頭筋はいつも本来の場所にない感じですが、柔術は復帰できました。
靭帯や、筋肉は損傷しても関節を噛み合わせて行くトレーニングをつめば、
今の私くらいには治るという事です。
トレーニングは筋肉を強化するより、関節を噛み合わせ骨の軸を取る事の方が重要であり
これが高校時代に顧問から言われた。はじめから力強い人間は伸び悩むって事の意味が本当にわかりました。
筋肉ではなくて骨、コツなんだと言う事です。